ある1人のBMIがやや高めの女の話

おっす!オラボタニカル田中!
某地方都市の私立大学に通う女子大生だ!
楽しくブログを綴って行きたいと思う!

……と、テンション高めに始まったものの
わたしの心は闇に埋もれている最中、である。

それなりにいい大学に入り
それなりに楽しいサークルに入り
それなりに沢山友達をつくり
それなりに旅行に出かけ
それなりにInstagramを使いこなす……

傍から見れば充実した大学生に見えるかもしれない

だがここに重大な欠点がある

それは

彼氏がいない

という全女子人口の6割が抱いている悩みである

友A「てかさー彼氏いなくても楽しいよね!」
友B「分かる!女子会最高!」
田中「むしろ彼氏がいることで行動制限されちゃうの嫌だよね」
友A&B「わかる〜!!!」

何がわかったんだ?

嫌じゃねーよ。
むしろバンバン制限してもらって構わない。
なんなら「今日は離さない」とか言われちゃいたい。

けれども待てど暮らせどそんな彼氏は現れてはくれない。
ちなみに先ほど登場した友人A&Bは半年後にはどちらにも彼ぴっぴが出来ていた。
あぁ無情。これが女の友情ぴっぴなのか。

くそう。
なにがいけないのか。
コミュニケーションもややお笑いキャラに走りがちなところはあるが上手なほうだし
目は二重だしぱっちり二重だしどう考えても二重だし
……何度見ても二重だ。
いやまてよ、もう一度確認しとこう。

イチゴジャムソースかけただけのフレンチトーストに1580円も出したいわゆる女子会の写真を見返す。

ん。
えーっと。
ん?

なんだこの二重アゴは

いや誰が二重と二重アゴをかけろと。
やめろ面白くないこの空気苦手なんだやめろ。

たしかにこの1年間

飲み会に次ぐ飲み会
誘われたら断れない飲み会
なんか飲みたい気分になって行く飲み会
「え!ちょ、久しぶりに会おうよ!」の飲み会
とりあえず飲み会

深夜にアルコールとともに摂取する高カロリーのおつまみは確実に私のアゴを育成している。
育成ゲームだ。働いたら負け。

下を見てみると

あれ胸より腹出てない?
二つの山脈の向こうにチョモランマ見えちゃってる。
彼氏もいないのに想像妊娠したのかと疑うレベル。

顔もまん丸。永遠に終わらない円周率。
足は大根。おろしたら腕疲れちゃう太さ。
腕はブルブル。いっそ角煮にしたい。

恐る恐る半年間乗っていなかった体重計に足を運ぶ。

ピピッ

63.7kg

ほんと冗談も程々にして欲しい。
63kg?いや四捨五入で64kg?
半年前54kgだったんですけど?
しかも体の4割脂肪ってこと?生命活動よく出来てますね?

そりゃ彼氏できんわ。
性格についてはおいおい書くとして
特に秀でたモテテクニックを保持していない私にこの体重をひっさげてこのリア充戦国時代に飛び込むのは無謀すぎる。不可能すぎる。

ーー痩せるしかないーー

そしてこれからさらに痩せなければならないと決意する出来事が増えていくのである。
それはまたあとの話。


全人類のポッチャリ系女子に告ぐ。
目指せ-10kg!!!!!
人生を変えよう!!!!!